PRP皮膚再生療法による細胞の異常増殖とは?起きる原因や対処法も紹介

PRP皮膚再生療法は、自身の血液を利用して皮膚症状を治療する方法ですが、ごく稀に細胞が異常増殖を起こし、施術後に副作用が起こってしまうケースがあると言われています。

そこで今回は、PRP皮膚再生療法で細胞の異常増殖が起こってしまった場合の症状や起こさないための方法を解説します。

PRP皮膚再生療法による「細胞の異常増殖」

PRP皮膚再生療法は2種類の方法がありますが、主にPRP(多血小板血漿:たけっしょうばんけっしょう)に成長因子を添加する方法で「異常増殖」が起きると言われています。

採取したPRP(多血小板血漿)に、より多く成長因子を添加することにより、「配合比率」や「注入量」の誤りを起こしやすくなります。そうすることによって、組織の再生力が予想以上に上回ってしまい皮膚内で細胞が異常増殖を起こしてしまいます。

成長因子とは?

血小板にはもともと「成長因子」と呼ばれる細胞の活性化・増殖・成長を行う作用が含まれています。この、成長因子の分泌が減少することで老化現象を促進してしまうと考えられています。

しかし血小板の量や質は個々で異なるため、採取したPPR(多血小板血漿)に成長因子をさらに添加する方法を選択する場合は、個人個人の状態に合わせた配合が求められます。

細胞の異常増殖によって起こる症状は?

細胞が異常増殖をすることによって、「しこり」や「膨らみすぎ」が起きるケースがあります。

ケナコルト(ステロイド)注射で「しこり」や「膨らみすぎ」を取り除く方法もありますが、術後に起きてしまう腫れなどの影響を考慮するため、施術後、数ヵ月経過しなければ対処することができません。

その他に起こりうるPRP皮膚再生療法の副作用

基本的にPRP皮膚再生療法は、副作用はほとんどないと言われています。しかし施術後に「腫れ」や「内出血」を起こす場合があります。

特に目の下など皮膚の薄い部分で目立つことが多く、約1~2週間で落ち着くと言われています。しかし一定の期間を過ぎても回復に向かわず、腫れ、熱感、かゆみなどの症状が強く出る場合は感染症の疑いがあります。

PRP皮膚再生療法による細胞の異常増殖を起こさないために

PRP皮膚再生療法による細胞の異常増殖を起こさないためには、クリニック選びを慎重に行いましょう。

PRP皮膚再生療法は、個々の年齢や皮膚症状によって「配合比率」「注入量」「注入場所」を見極める力が必要です。これを誤ると細胞が異常増殖してしまい「効果が出すぎてしまった」など失敗のリスクが発生します。

また、細胞の異常増殖が原因で起こるしこりや膨らみすぎは、血液中の血小板を高濃度に濃縮するための正式な医療機器を使用していなかったり、誤った手順で行っていたりすることで、赤血球が多く混入してしまい、こうしたトラブルにつながってしまうことも考えられます。

プレミアムPRP皮膚再生療法なら異常増殖などの副作用も起こりにくい

聖心美容クリニックでは【プレミアムPRP皮膚再生療法】と呼ばれる、PRPに成長因子を添加したものを注入する施術方法をお勧めしています。

プレミアムPRP皮膚再生療法】は、現在では77,000件を超える症例数を誇り、長年の研究と注入技術の研鑽により、細胞の異常増殖をはじめ、様々な術後のリスクを限りなくゼロに近付けた施術です。そのため、術後のしこりや膨らみすぎといったリスクを懸念されている方でも安心して施術を受けて頂くことが可能です。

自然にシワやたるみを改善したいのであれば、聖心美容クリニックの【プレミアムPRP皮膚再生療法】を検討してみてはいかがでしょうか。

鎌倉 達郎

鎌倉 達郎医師

経歴・資格/所属

経歴

1989 宮崎医科大学医学部卒業 九州大学生体防御医学研究所附属病院 (現・九州大学病院別府病院)勤務
1990 九州大学医学部附属病院 (現・九州大学病院別府病院)勤務 その後大手美容外科に5年間勤務し、その間福岡院の院長を歴任
2000 優れた実績を評価され聖心美容外科に招聘 東京院副院長就任
2001 福岡院院長就任
2003 聖心美容外科東京院院長就任
聖心美容外科統括院長就任
2004 九州大学医学部附属病院 (現・九州大学病院別府病院)勤務
その後大手美容外科に5年間勤務し、その間福岡院の院長を歴任
2005 第104回日本美容外科学会会長に就任
2015 聖心美容外科統括院長就任
2017 公立大学法人横浜市立大学医学部 臨床教授に就任

資格/所属

日本美容外科学会(JSAS)理事長
公立大学法人横浜市立大学医学部 臨床教授
一般社団法人日本ルックスケア医学会 副理事長
公益社団法人国際化粧療法協会 理事
第104回日本美容外科学会(JSAS)会長
AMA 顧問
一般財団法人日本医療アートメイク財団 理事
IMCAS World Scientific Committee 2017,board member
IMCAS ASIA 2015,2016 Scientific board member
IMCAS ASIA 2010 Faculty
AMWC JAPAN Advisory board member
日本美容外科学会(JSAS)専門医
日本美容外科学会(JSAS)正会員
日本美容外科学会(JSAPS)会員
日本形成外科学会会員
日本再生医療学会会員
日本外科学会会員
日本美容外科医師会会員
日本先進医療医師会会員
日本再生医療学会 再生医療認定医
日本外科学会認定医
Corneal社公式認定医(日本第1号)
レスチレン認定医
日本臨床医学発毛協会認定 発毛診療指導認定医
ミラドライ認定医
ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
ジュビダームビスタ®ボルベラXC認定医
ジュビダームビスタ®ボラックスXC認定医
ジュビダームビスタ®ボライトXC認定医
ジュビダームビスタ®ウルトラXC/ウルトラプラスXC認定医
ボトックスビスタ認定医

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